2011年06月14日

福島原発~本当の風評被害

国内ではなく、海外においての日本の風評被害は、日本人のもっているものと異なるようです。

テレビで見る日本のマスコミが取り上げるものと、海外との間にはかなりのギャップがある、ということは知っておいたほうがよさそうです。

たとえば、外国からの観光客が減ったということが「原発事故の風評被害」と報じられますが、
本当にそうでしょうか?

外国人から今の日本をみたときに、いまだに福島原発の状態は沈静化していません。
1号炉、2号炉、3号炉、その伝えられる状態はだんだんとひどいものになっています。
メルトダウンは起こしていないから実は早い時期に起こしていた、変わっていますし、さらにそれより悪い状態も考えられています。

このような状態の日本に、わざわざ好き好んで来るでしょうか?

今から25年前、チェルノブイリの事故があったときに、ベラルーシやウクライナへ行ったでしょうか?

そう、このケースは風評被害ではなく、あたりまえの人の反応なのです。


Posted by あくせる at 06:09